大麻はどこへ行った?

大麻という植物について調べていくと、実に様々なことに気づかされます。

先ず、原産国は東南アジアとされていますが、最古の証拠は日本にありますので、日本が原産国だと言えます。

一年草では唯一、雄花と雌花に分かれている植物です。つまり一年のある2〜3週の期間中に他の個体と受粉しなければ子孫が残せないという状況でありながら、1万年以上も自生し続けてきたという幸運かつ強い生命力があり、異種同士が受粉すると天才的な二世が生まれるところはまるで人間のようでもあります。

古代より人類に必要な物資を作る素材となる大麻は、自給生活には欠かせないものでありましたので、60年前に大麻取締法が制定される以前の日本の風景には大麻がありました。

北巨摩郡、中巨摩郡、南巨摩郡、多麻町など、山梨県内でも大麻と関連のある地名が多数あり、出荷していた記録も残っています。

大麻取締法には立法理由が記されていないことからもわかる通り、アメリカ国内の法律が、戦後占領下の日本においても適用され、GHQ撤退後もその法律が見直されずにそのまま残っているといった現状です。

では戦前に日本国内において大麻に関する犯罪があったかというと、何も出てこない。

日本国内では大麻というと痲薬というイメージがありますが、これはメディアが刑事事件を報道する時にだけ大麻という言葉を使い、繊維やタネに関しては麻やヘンプなどといって区別しているからではないでしょうか?

刑事事件といっても、大麻を吸ったことにより二次的な事件を起こしたという訳ではなく、大麻を持っていたこと自体を犯罪としているので、その所持者が他人へ一切の迷惑をかけていなくても犯罪者としてしまう。

本来大麻とは、伊勢神宮のお札や天皇といった意味がありますので、現代日本人がこの言葉に嫌悪感を示すことは非常に残念に思うのです。

麻=大麻

GHQから大麻規制のメモランダムを受けた当時の日本は、大麻栽培を規制する意味が理解できず、

『裕福な農家は衣服をお金で買うことができるが、貧しく大麻で自給しておる農家は、今後衣服をどうすれば良いのか?』と、反論しています。

また、『大麻から痲薬が精製できるのであれば、その精製方法を規制すれば良いのではないのか?』とも。

米は食べても良いと言っておきながら、酒が非合法だとしたなら、醸造を禁止すれば良いのに、稲作もろとも禁止しているようなものです。

それにしてもなぜ、痲薬などと言われるようになったのか?

それなりの理由があるのではないのか?といった疑問が湧いてきます。

しかし、人体への保険衛生上の影響を調べますと、驚くことに砂糖やチョコレート以下なのです。

というよりもむしろ、有用性が高く評価できるので、大麻油、大麻の実などは健康増進のために毎日食したいくらいで、いわゆる痲薬と呼ばれ、暴力団や医者が扱うものとは全くの別物です。

一日に30gの大麻粥を食べている中国のバーマという地区では、100歳以上の生存率は日本とほぼ同じですが、ほぼ半数が寝たきりの日本人とは違い、バーマの100歳は野良仕事をしているというのです!

交通、医療、経済という健康とは無縁のの三つの要素で伸ばす日本の寿命とは違います。

70年代の若者が戦争に異論を唱え、人類の多くが平和を望むようになった頃から、大麻は若者たちの平和の象徴となっていきました。

銃を向ける兵士に花を捧げる大麻な若者たちは、権力者にとってはとても怖い存在だったのではないでしょうか。

大麻=大和魂なのか?

最近では、以前より嗜好品としての大麻に寛容だったアメリカで、州が大麻を合法化したことに対し、連邦も異議を示しませんでしたので、今後は合法化へ向かうことになるでしょう。

ヨーロッパではエコな大麻産業は盛んであり、最近の南米での合法化に成功した例や、韓国、中国でも大麻産業に多額の国家予算を充てて研究開発しています。

いずれの国も、大麻にはその有用成分、すなわちハイになる成分を含有していることは承知の上です。

ちょっと考えれば分かることですが、お酒にしてもビールやウィスキーなど、アルコール濃度は様々ですが、飲む本人が種類を使い分けたり量を調整しているのですから、これは大麻にしても同じことが言えると思うのです。あの船井幸雄氏の著書にも書かれている通り、大麻に酔ってもビール程度だと言いますので、在来種がビールで、オランダの嗜好品種やアメリカの医療品種はウィスキーだと思って扱えば、飲酒以上の問題はないと思うのです。

そして何と!日本には有用成分を含まない品種(トチギシロ)がありますので、こちらはノンアルコール飲料です。

しかし日本における大麻産業は衰退の一途をたどる状況です。

後継者がいないのではなく、国がノンアルコール飲料ですら飲酒運転になると言って許可をしないのです。

天皇陛下のアラタエは大麻から作られますが、昭和天皇までのアラタエを献上してきた徳島県の家系も、今上天皇の時には継承できない状況で、群馬県の保存会が徳島県へ神麻の種(在来種)を持って出向いて作っています。(織りは奈良晒し保存会)

戦後のGHQに言われた無理難題を未だに守り続ける律儀な日本人。

取り締まりが強化される間も、国から許可を得て大麻栽培を続けてこられた農家もありますが、大麻の有用性分であるTHCを毒と呼ぶことで不本意な力に同調し、毎年の免許を更新するしかない現状、その大麻は神具として販売されます。

(群馬県の岩島麻保存会の精麻は全て伊勢神宮に納められます)

しかし、神道の延喜式の歴史や様々な文献などから、神具として大麻という植物が選ばれた理由のひとつに、神官がシャーマン儀式を行う際に大麻の覚醒作用が必要だったと記されていますので、

有用成分であるTHCを取り除いてしまった大麻?でも神具として利用できるのかという疑問もあります。

 

神社庁はこれについてどう考えるのか?

 

伊勢神宮が正式参拝する際の服装として和服を認めない(リクルートスーツ指定)というのも変だなと思いましたが、『大麻のない日本人は日本人にあらず』と、伊勢神宮がささやかな反抗をしているのなら納得できますが(笑)

 

日本でも最近では、大麻産業への水面下での動きが激しくなっています。

 

・大麻を利用するために外国へ移住する人

・大麻取締法第四条を廃止し、日本国内での医療大麻の利用を訴える人

・繊維産業、食品産業を輸入品で営もうとする人

・自分で栽培するために、法律を盾に不可能(栽培免許)に挑戦する人

・民意を集めて市町村に訴え、町興しを計画する団体

・無毒大麻という立場をとって免許を更新する農家

・大麻を痲薬だというならそれでも良いから認めさせろというサブカルチャー族

・宇宙や魂の記憶といった一般的には不可解な理由で解放を堂々と告げる人

・有用性分THCやCBDの研究のために海外での創薬を目指す日本の製薬メーカー

・法改正を見据えて大規模な大麻産業の利権を準備する権力者

など…。

 

実に様々な賛否両論の人の渦中にあるのですが、ひとつ言えることは、関わる皆さん全員が大麻と共に暮らす事を望んでいるということです。

 

ある人の意見には賛同できなくても、別の人の意見には賛同できるという事もあるでしょう。

 

人は他人を判断しますが、

大麻は人を選びません。

 

大麻は地球人みんなの宝物です。

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